专利摘要:

公开号:WO1988008885A1
申请号:PCT/JP1988/000449
申请日:1988-05-07
公开日:1988-11-17
发明作者:Koji Hashimoto;Akira Mitsuhashi;Katsuhiko Asami;Asahi Kawashima;Yoshio Takizawa
申请人:Mitsubishi Kinzoku Kabushiki Kaisha;
IPC主号:C22C45-00
专利说明:
[0001] 明 細
[0002] [発明の名称 ] ·
[0003] 高耐食ァモルフ ァス合金
[0004] [技術分野 ]
[0005] 本発明は、 高温濃リ ン酸のよ うな過酷な腐食性環境における耐食材 料と して好適な高耐食アモルフ ァスニッケル合金に関する ものである
[0006] [背景技術 ]
[0007] 現在、 高温濃厚リ ン酸プラ ン ト用構造材料と して 309、 310、 446Mo ステン レス鋼、 ク ロムモ リ ブデンチタ ン鋼などが使われているが、 こ れらといえども高温濃厚リ ン酸のよ うな激しい腐食性環境では十分な 耐食性を備えてはいない。
[0008] 一方、 本発明者らは先に耐孔食、 耐隙間腐食、 耐全面腐食用高耐食 アモルフ ァ スニッケル基合金を見出し、 特開昭 53— 57120号、特開昭 61 一 210 143号、 特開昭 62— 33735号、特開昭 62— 33736号と して出願した。
[0009] さ らに本発明者らは、 アモルフ ァ ス合金の種々の特性を検討しなが ら研究を継続し、 高温濃厚リ ン酸のよ う な酸化力に乏し く 苛酷な腐食 性酸中でも安定な保護皮膜を形成して高耐食性を備えたアモルフ ァ ス ニッケル合金が得られる こ とを見出し、 特願昭 61— 225435号ならびに 61— 225436号と して出願した。 特願昭 61— 225435号は下記の 4つの発明からなる。
[0010] Q) Moを 10— 30原子%と?を 15— 23原子%含み、 残部実質的に より なる高耐食アモルフ ァスニッゲル合金。
[0011] (2) Moを 10— 30原子%含み、更に Bと Siのいずれか 1種または 2種の合計 7原子%以下と Pとの合計で 15— Π原子%含み、 残部実質的に Niより なる高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。
[0012] (3) Moを^)一 30原子%、Crを 30— 40原子%含み、 更に Pを 8— 20原子% 含み、残部実質的に Νίよりなる高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。 (4) Moを 10— 30原子%、Crを 30— 40原子%含み、 更に Bと Siいずれか 1 種または 2種の合計 7原子%以下と Pとの合計で 8— 20原子%含み、残 鄧実質的に よりなる高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。
[0013] 特願昭 61— 225436号は下記の 7つの発明からなる。
[0014] (1) Taを 20— 60原子%含み、 残部実質的に fiiよりなる高耐食ァモルファ スニッケル合金。
[0015] (2) Taを 1一 25原子%と?を 15— 23原子%含み、 残部実質的に Νίよりな る高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。
[0016] (3) Taを 1— 25原子%含み、 更に Bと Siのいずれか 1種または 2種の合 計 7原子%以下と Pとの合計で 15— 23原子%含み、 残部実質的に^ よりなる高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。 (4) Crを 10 - 40原子%と Pを 15— 23原子%含み、 残部実質的に N iより なる高耐食アモルフ ァスニッケル合金。
[0017] (5) Crを 10— 40原子%含み、 更に Bと S iのいずれか 1種または 2種の 合計 7原子%以下と Pとの合計で 15 - 23原子%含み、残部実質的に Π よりなる高耐食ァモルフ ァスニッケル合金。
[0018] (6) Taを 20原子%以下と Crとの合計で 10 - 40原子%含み、 かつ Pを 15 一 23原子%含み、 残部実質的に Niよりなる高耐食アモルフ ァスニツ ゲル合金。
[0019] (7) Taを 20原子%以下と Crとの合計で 10— 40原子%含み、 更に Bと S i のいずれか 1 種または 2種の合計 7原子%以下と Pとの合計で 15— 2 3原子%含み、 残部実質的に IHよりなる高耐食アモルフ ァスニッケ ル合金。
[0020] 濃厚リ ン酸は沸点が高いために高温で特に腐食性が激し く 、 安全に使 用し得る金属材料がない。 このよ う な環境においても前記特願昭 61— 225435号および特願昭 61— 225436号に記載の合金は高耐食性を示すが 通常の金属材料の使用がきわめて困難なこのよ う な腐食性環境におい て、 使用に耐える更に種々の新しい金属材料の出現が求められている。 [発明の開示]
[0021] 本発明の目的は、 高温濃厚リ ン酸のよ うに非酸化性で金属を不動態 化しにく く 、 かっきわめて過酷な腐食性を備えた環境に耐える合金を 提供するこ とにある。 通常、 合金は固体状態では結晶化しているが合金組成を限定して溶融 状態から超急冷凝固させるなど、 固体形成の過程で原子配列に長周期 的規刖性を形成させない方法を適用すると、 結晶構造を持たず、 液体 に類似したアモルフ ァス搆造が得られ、 このような合金をァ乇ルフ ァ ス合金という。 アモルフ ァス合金は、 多く は過飽和固溶体の均一な単 相合金であって、 従来の実用金属に比べて著しく高い強度を保有し、 かつ組成に応じて異常に高い耐食性をはじめ種々の特性を示す。 本発 明者らはこのようなァモルフ ァス合金の特性を活用する研究を行った 結果、 強酸あるいは高濃度の塩素イオンを含む水溶液など腐食性の激 しい水溶液中においても孔食、 隙間腐食および全面腐食を受けない高 耐食アモルフ ァスニッケル基合金を見出し、 先に特開昭 53— 57120号 として出願し、また、沸騰濃硝酸あるいは更に酸化剤を含むような過酷 な腐食性環境で使 ¾し得る高耐食ァモルフ ァス合金を見岀し、特開昭 6 1一 21043号と して特許出願し、更に、沸騰濃塩素のような過酷な腐食性 環境で、使用し得る高耐食ァモルフ ァス合金を見出し、特開昭 62— 3373 5号および特開昭 62— 号と して特許出願した。これらは、いずれも ァモルフ ァスニッケル合金である。前述のように、濃厚.リ ン酸は沸点が 高いために、高温で特に腐食性が激し く、合金自体が安定な保護皮膜を 形成する能力を持たないと耐食性は得られな 、。
[0022] 本発明者らは、アモルフ ァス合金の種々の特性を検討しながら更に 研究を行つた锆巣、前記特開昭 53— 57120号、 61— 210143号、 62— 33735 号および 62— 33736号に記載の合金以外に、高温濃厚リ ン酸のような 酸化力に乏し く過酷な腐食性酸中でも安定な保護皮膜を形成して高耐 食性を備えたアモルフ ァ スニッケル合金が得られるこ とを見出し、先 に特願昭 61— 225435号および特願昭 61— 225436号を出願した。
[0023] 更に本発明者らは、 ァモルフ ァス合金の耐食性に関する研究を継続 した結果、 前記特願昭 61 -225435号ならびに特願昭 61- 225436号に記載 の合金以外にも、 種々の元素の組合せによって、 高温濃厚リ ン酸中に おいても高耐食性を示すアモルフ ァ スニッケル合金を得られるこ とを 見出し、 本発明を達成した。
[0024] 本発明は、 特許請求の範囲第 1 項ないし第 7項に示す第 1 ないし第
[0025] 8の発明からなる ものであるが、 次の第 1 表にこれら第 1 ないし第 7 の発明の構成元素および含有率を示す。
[0026] 第 1表 本発明合金の組成 (原子%) 翻
[0027] Ta Mo Cr Mo, I P Ni (ネ 1) No.
[0028] 1 10-40 25-50(*2) 残部
[0029] 2 10以上 25以下 25- 5Q(水 2)
[0030] 3 10-40 25-50 (* 3) 残部 4 10-40 25 - 50(ネ 2) 10未満 残部
[0031] M - 5 10-40 25-50(* 3) 10未満 残部
[0032] Γ
[0033] 6 1以上 15-30(* 10-23(*6) 残部 7 15-30(* 5) 10-23(* 6) 残部
[0034] (氺 1) 実質的 に Ni
[0035] (* 2) Taと の 合計量
[0036] (水 3) Moお よ び Crと Taと の 合計量
[0037] (氺 4) Moお よ び Wの 少な く と も 1 種 と Taと の 合計量
[0038] (氺 5) 3 原子% 以上 の Moと ϊの 合計量
[0039] 6) B お よ び S i の 1 種ま た は 2 種 と P と の 合計量 た だ し 、 B およ び S ί の 1 種ま た は 2 種の合計量は 7 原子% 以下
[0040] 上記組成の溶融合金を超急冷凝固させたり、 スパッタデポジシ ョ ン させるなどアモルフ ァス合金を作成する種々の方法によって得られる ァモルフ ァス合金は前記各元素が均一に固溶した単相合金である。 そ のため本発明のアモルフ ァスニッケル合金には、 きわめて均一で高耐 食性を保証する保護皮膜が生成する。
[0041] 酸化力の弱い高温濃厚リ ン酸溶液中で金属材料は、 容易に溶解する ため、 このよ うな環境で金属材料を使用するためには、 安定な保護皮 膜を生成する能力を金属材料に付与する必要がある。 これは、 有効元 素を必要量含む合金を作るこ とによって実現される。 しかし結晶質金 属の場合、 多種多量の合金元素を添加すると、 しばしば化学的性質の 異なる多相構造となり、 所定の耐食性が実現し得ないこ とがある。 ま た、 化学的不均一性の発生はむしろ耐食性に有害である。
[0042] これに対し、 本発明のアモルフ ァス合金は均一固容体であり、 安定 な保護皮膜を形成させ得る所要量の有効元素を均一に含むものである ため、 このようなアモルフ ァスニッケル合金には、 均一な保護皮膜が 生じ、 十分に高い耐食性を発揮する。
[0043] すなわち、 酸化力の弱い高温の濃リ ン酸に耐える金属材料が備える べき条件は、 非酸化性環境で安定な保護皮膜が材料に均一に生じる高 い保護皮膜形成能力を持つこ とである。 これは本発明の合金組成で実 現され、 また合金がアモルフ ァス構造を有するこ とは、 複雑な組成の 合金を単相固溶体と して作成するこ とを可能にし、 均一な保護皮膜形 成を保証する ものである。 、 本発明における各成分組成を限定する理由を述べる。
[0044] Niは本発明合金の基礎となる元素であつて、 Moおよび Crの少なく と も 1種と T aとの合計が所定の量共存する場合にァ乇ルファス搆造を形 成する元素であり、 また P と共存してもアモルフ ァス構造を形成する 元素である。 更に、 Niは耐食性を担う Ta、 Mo、 Crおよび Wの作用を助 ける元素である。
[0045] Ta、 Mo、 Cr, Wは何れも保護皮膜を形成して耐食性を担う元素であ る。 これらのうち Taと他の元素との総和が 25— 50原子%であるとき、 これらと Ιίίとの金属一金属合金はアモルフ ァス構造を形成し得るため、 本発明の第 1項から第 5項において Moおよび Crの少なく とも 1種と Ta との合計は 25— 50原子%とする。 但し Moを含まない合金の場合前記特 開昭 62— 号記載の合金との重複を避けるため、 Taを 25原子%以上 含む合金の Cr量は Taとの合計で 30原子%未満とする。 Pは Ta、 Mo、 Cr, Wなどの保護皮膜の形成を助ける有効な元素であるが、 金属一金属合 金に多量に添加するとァモルフ ァス構造が得がたく なるため.、 本発明 の第 4項および第 5項において Pは 10原子%未溝とする。
[0046] 一方、 Ni— P合金は十分な量の Pを含めば金属一半金属合金として アモルフ ァス搆造を生じる。 但し、 過剰の Pの添加はかえつてァモル フ ァス搆造の生成を妨げる。 従って、 ァモルフ ァス構造を生成させる ために本発明の第 6頊およぴ第 7項において Pは 10— 23原子%とする ; このように十分な量の Pを含むァモルファス金属一半金属合金におい ては保護皮膜の形成能力が高いため、 本発明の第 6項の合金は Moおよ び Wの少なく と も 1 種と 1 原子%以上の Taとの合計が 10原子%以上で あれば、 腐食性の激しい高温濃リ ン酸中においても十分な耐食性が得 られる。 同様に、 アモルフ ァ ス金属一半金属合金は、 本発明の第 7項 のよ うに 3原子%以上の Moと Wとの合計が 10原子%以上であれば、 腐 食性の激しい高温濃リ ン酸中において十分な耐食性が得られる。 尚、 金属 -半金属合金の場合、 過剰に Mo、 W、 Taを添加するとァモルフ ァ ス構造が得にく く なるため、 本発明の第 6項において Moおよび Wの少 なく と も 1 種と 1 原子%以上の Taとの合計は 30原子%以下と し、 また、 本発明の第 7項において 3原子%以上の Moと Wの和を 30原子%以下と する。
[0047] 尚、 Bと S iも Niと共存してアモルフ ァ ス構造を形成するのに有効で、 Pを置換するこ とができる元素である。 しかし、 保護皮膜の形成を促 す Pの作用を低下させないためには、 Bおよび S iのいずれか 1 種ある いは 2種の合計で 7原子%を越えて Pを鬵換するこ とは好ま し く ない c また、 本発明のアモルフ ァ スニッケル合金が 10原子%以下の fib、 5 原子%以下の T i、 Zrを含んでも本発明の目的に支障はない。
[0048] 本発明のアモルフ ァ ス合金の作製には、 既に広く用いられている種 々 の方法、 即ち、 液体合金を超急冷凝固させる方法、 気相を経てァモ ルフ ァ ス合金を形成させる種々の方法、 イオン注入によって固体の長 周期構造を破壌する方法などァモルフ ァ ス合金を作製するいずれの方 法でもよい。
[0049] 一例と して本発明のアモルフ ァ ス合金を作製する装置を第 1 図に示 す。 点線で囲んだ部分は真空にした後、 不活性ガスで溝たされる。 図 において 2は下方先端に垂直ノ ズル 3を有する石英管で、 この石英管 2の上端に設けられている送入口 1 より、 原料 4ならびに原料の酸化 を防止する不活性ガスを送入するこ とができる。 前記試料 4を加熱す るため石英管 2の周囲に加熱炉 5を設置する。 ノズル 3の垂直下方に 高速回転ロール 7を置き、 これをモーター 6 によって回転させる。 ァ モルフ ァス合金の作製には、 所定の組成の原料 4を石英管 2内に入れ、 まず、 装置を 10 _5Torr程度の真空にした後、 不活性ガスを満たす。
[0050] 次いで、 原料 4を加熱炉 5によて加熱溶融し、 この溶融金属をモー ター 6によつて 1000-10000 r . p . m .で高速回転している口ール 7の外周 面上に加圧不活性ガスを用いて噴射させることによつて行われる。 こ の方法によって、例えば厚さ 0 , 1¾、 幅 10 、 長さ数 s程度の長い薄板 と して、 本発明のアモルフ ァス合金を得ることができる。
[0051] [図面の簡単な説明]
[0052] 第 1 図は凳明ァモルフ ァス合金を作製する装置の一例を示す概略図 である。 1 : 原科送入口、 2 : 石英管、 3 : ノズル部、 4 : 原料、 5 : 加熱炉、 6 : モーター、 7 : 高速回転ロール。
[0053] [実 施 例]
[0054] 第 2表に示す組成となるよう に原料金属を混合し、 アルゴンアーク 溶融炉により原料合金を作製した。 これらの合金をアルゴン雰囲気中 —で再溶融し、 図 1 に示した単ロール法を用いて超急冷凝固させるこ と により、 厚さ 0 . 01 -0 . 05 幅 1- 、 長さ 3 -20 のアモルフ ァス合会 薄板を得た。 ァモルフ ァス構造形成の確認は X線回折によつて行った これらの合金試料の表面をシリ コンカーバイ ド紙 1000番迄シク口へキ サン中で研摩した。 次いで所定の長さの合金試料を切り出し、 160 °C の約 63% P205および 200°Cの 72% P2 5溶液に 7— 10日間浸漬し、 浸漬前 後の重量をマイクロバラ ンスを用いて測定した。
[0055] 得られた結果を第 3表にしめす。
[0056] 第 2表 合金組成 (原子%)
[0057] 発明 ffo 試料] ίο Fi Ta Mo Cr ¥ Ρ
[0058] 1 1 70 10 20
[0059] 2 75 20 5
[0060] 3 70 20 10
[0061] 4 60 20 , 20
[0062] 5 60 30 10
[0063] 6 60 30 20
[0064] 2 7 60 10 30
[0065] 8 60 20 20
[0066] 9 61 24 15
[0067] 10 56 24 20
[0068] 3 11 65 10 20 5
[0069] 12 55 20 15 10
[0070] 13 60 30 • 5 5
[0071] 4 14 63 10 20 7
[0072] 15 62 20 10 8
[0073] 16 48 30 15 7
[0074] 11 49 40 5 6
[0075] 「
[0076] 0 18 56 10 1 δ 10 9
[0077] 19 57 20 10 10 3 試料 No Ni Ta Mo Cr I P
[0078] 20 60 25 5 5 5
[0079] 21 67 1 14 18
[0080] 22 65 1 15 19
[0081] 23 63 3 15 19
[0082] 24 61 5 15 19
[0083] 25 60 20 10 10
[0084] 26 63 3 15 19
[0085] 27 64 20 5 11
[0086] 28 63 3 10 5 19
[0087] 29 61 5 15 14
[0088] 30 61 5 15 15 15(Si:4)
[0089] 31 61 5 IS 15 15
[0090]
[0091] 32 64 8 16 16 16 'B :2、 O
[0092]
[0093] 34 63 3. 15 19
[0094] 35 66 5 10 19
[0095] e
[0096] ά D 00 1 ( u1 ϋ ς 19
[0097] 37 56 15 10 24
[0098] 38 61 17 3 14(B :5)
[0099] 40 62 15 3 16 B :2
[0100] 、Si:2. 第 3表 本発明合金のリ ン酸溶液中における腐食 速度^/ hs2)の例 試料 No. 63%P2O5,160。C 72¾ P205 , 200°C
[0101] 1 0.0622 0.225
[0102] 2 0.0331 0.154
[0103] 3 0.0222 0.094
[0104] 4 0.0182 0.146
[0105] 5 0.0127 0.045
[0106] 6 0.0133 0.046
[0107] 7 0.0635 0.365
[0108] 8 0.0531 0.122
[0109] 9 0.0201 0.090
[0110] 10 0.0192 0.085
[0111] 11 0.0597 0.213
[0112] 12 0.0195 0.136
[0113] 13 0.0125 0.045
[0114] 14 0.0355 0.185
[0115] 15 0.0177 0.134
[0116] 16 0.0098 0.035
[0117] 17 0.0075 0.021
[0118] 18 0.0347 0.201
[0119] 19 0.0163 0.127 ios/ OA一V
[0120] SN 。
[0121] o o
[0122] 本発明のアモルフ ァス合金の腐食速度はきわめて小さい。 また、 本 発明の合金を浸癀試験の後、 合金表面を X線光電子分光法を用いて解 折した結果、 合金は Taおよぴ Moが濃縮した水和酸化物あるいは水和ォ キシ水酸化物保護皮膜が生じており、 これが本発明合金'の高耐食性の 原因であることが判明した。
[0123] [産業上の利用可能性]
[0124] 以上詳述したとおり、 本発明のァモルフ ァスニッケル合金は、 酸化 力の乏しい高温リ ン酸のような激しい腐食性環境においても安定な保 護皮膜を形成して、 腐食されない高耐食合金である。
[0125] また、 本発明の合金の作製には、 既に広く用いられているァモルファ ス合金作製の技術のいずれをも適用できるため、 特殊な装置を改めて 必要とせず、 本発明合金は実用性にも俊れている。
权利要求:
Claims[請 求 の 範 囲 ]
( 1 ) Taを 10— 40原子%と Moを Taとの合計量で 25— 50原子%含み残部 は実質的に Niからなる高耐食アモルフ ァスニッケル合金。
(2 ) Taを 10原子%以上 24原子%未満と Crを Taとの合計量で 25— 50原 子%含み残部は実質的に Niからなる高耐食アモルフ ァスニッケル 。
(3 ) Taを 10— 40原子%と Mo、 Cr、 Taの 3元素の合計量で 25— 50原子 %含み残部は実質的に Niからなる高耐食アモルフ ァスニッケル合 金。
(4 ) Taを 10— 40原子%と Moを Taとの合計量で 25— 50原子%含み更に Pを 10原子%未満含み残部は実質的に Niからなる高耐食ァモルフ ァ スニッケル合金。
(5 ) Taを 10— 40原子%と Mo、 Cr、 Taの 3元素の合計量で 25 - 50原子 %含み更に Pを 10原子%未満含み残部は実質的に からなる高耐 食アモルフ ァスニッケル合金。
( 6 ) Taを 1 原子%以上と Moおよび Wの少な く と も 1 種と Taとの合計 量で 15— 30原子%含み更に P、 B、 Siの少な く と も 1 種を 10— 23 原子%含み残部は実質的に Niからなる高耐食アモルフ ァスニッケ ル合金。
(7 ) Moを 3原子%以上と Wを Moとの合計量で 15— 30原子%含み、 更 に P、 B、 Siの少な く と も 1 種を 10— 23原子%含み残部は実質的 に N iからなる高耐食ァモルフ ァ スニッケル合金。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
Davis et al.1979|Martensitic transformations in Ti-Mo alloys
Vianco et al.1999|Properties of ternary Sn-Ag-Bi solder alloys: Part I—Thermal properties and microstructural analysis
US4067732A|1978-01-10|Amorphous alloys which include iron group elements and boron
US4061495A|1977-12-06|Platinum group metal-containing alloy
EP0246082B1|1991-01-23|Single crystal super alloy materials
US4117179A|1978-09-26|Oxidation corrosion resistant superalloys and coatings
Lin et al.1995|Formation of Ti–Zr–Cu–Ni bulk metallic glasses
US5595616A|1997-01-21|Method for enhancing the oxidation resistance of a molybdenum alloy, and a method of making a molybdenum alloy
EP2076616B1|2015-10-28|Nickel-base superalloys
JP2881626B2|1999-04-12|単結晶ニッケル・ベース超合金
KR920004680B1|1992-06-13|높은 강도, 내열성 알루미늄-기재합금
Pang et al.2000|Corrosion behavior of Zr–| Al–Ni–Cu glassy alloys
FI84809C|1992-01-27|Keramiska stycken med en modifierad metallinnehaollande komponent och foerfaranden foer tillverkning av dessa.
Naka et al.1978|Corrosion behavior of amorphous and crystalline Cu50Ti50 and Cu50Zr50 alloys
Ruhl et al.1967|New microcrystalline phases in the Nb Ni and Ta Ni systems
KR100196989B1|1999-06-15|내마모성 구리계 합금
Hanada et al.1986|Application of the selected area channeling pattern method to the study of intergranular fracture in Ni3Al
JP2004197216A|2004-07-15|ニッケル基超合金本発明は、ボンドコートおよびボンドコート上の耐熱バリアーコーティングを付着させて耐熱バリアーコーティングの密着性を向上させる下地として有用であるニッケル基超合金に関する。
CA1206398A|1986-06-24|Superalloy single crystal articles
EP0287808B1|1991-10-16|Nickelbasis-Lot für Hochtemperatur-Lötverbindungen
EP0187444B1|1989-02-08|High strength nickel base single crystal alloys
Van Loo et al.1973|Diffusion in the titanium-aluminium system—I. Interdiffusion between solid Al and Ti or Ti-Al alloys
Funkenbusch et al.1985|Reactive element-sulfur interaction and oxide scale adherence
Meier et al.1995|The effects of reactive element additions and sulfur removal on the adherence of alumina to Ni‐and Fe‐base alloys
CN101195880B|2010-09-08|用于核应用的耐腐蚀性优异的锆合金组合物及其制备方法
同族专利:
公开号 | 公开日
EP0314805A1|1989-05-10|
DE3853190T2|1995-08-24|
FI98074B|1996-12-31|
FI98074C|1997-04-10|
DE3853190D1|1995-04-06|
KR940004900B1|1994-06-04|
KR890701786A|1989-12-21|
EP0314805B1|1995-03-01|
EP0314805A4|1993-03-17|
FI890031D0||
FI890031A0|1989-01-04|
FI890031A|1989-01-04|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-11-17| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
1988-11-17| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): FI KR US |
1989-01-04| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 890031 Country of ref document: FI |
1989-01-05| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1988903960 Country of ref document: EP |
1989-05-10| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1988903960 Country of ref document: EP |
1995-03-01| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1988903960 Country of ref document: EP |
1997-04-10| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 890031 Country of ref document: FI |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP62111465A|JPS63277734A|1987-05-07|1987-05-07|Separator for phosphoric acid type fuel cell|
JP62/111467||1987-05-07||
JP62111466A|JPS63277735A|1987-05-07|1987-05-07|Separator for phosphoric acid type fuel cell|
JP62/111466||1987-05-07||
JP62/111465||1987-05-07||
JP62111467A|JPS63277736A|1987-05-07|1987-05-07|Separator for phosphoric acid type fuel cell|
JP62/113939||1987-05-11||
JP62113939A|JPS63277737A|1987-05-11|1987-05-11|Separator for phosphoric acid type fuel cell|
JP62129286A|JPS63293135A|1987-05-26|1987-05-26|Separator for phosphoric acid type fuel cell|
JP62/129286||1987-05-26||
JP62134367A|JP2547020B2|1987-05-29|1987-05-29|高耐食アモルファスニッケル合金|
JP62134368A|JP2569331B2|1987-05-29|1987-05-29|高温濃硫酸用高耐食アモルファスニッケル合金|
JP62/134367||1987-05-29||
JP62/134368||1987-05-29||DE3853190A| DE3853190D1|1987-05-07|1988-05-07|Hochkorrosionsbeständige amorphe legierung.|
EP88903960A| EP0314805B1|1987-05-07|1988-05-07|Highly corrosion-resistant amorphous nickel-based alloy|
DE3853190T| DE3853190T2|1987-05-07|1988-05-07|Hochkorrosionsbeständige amorphe legierung.|
KR89700011A| KR940004900B1|1987-05-07|1988-05-07|고내식 비결정성 합금|
FI890031A| FI98074C|1987-05-07|1989-01-04|Amorfinen nikkeliseos käytettäväksi syövyttävässä ympäräristössä|
[返回顶部]